ACTIVITY REPORT
ACTIVITY REPORT
洋服は、生後まもなくから身につけるもの。私たちは、人や物を大切にする心を育てられるような洋服を、大切に作り届けていきたいと考えています。
<ACTIVITY REPORT>には、ARCH&LINEと株式会社アーチが日々続けている取り組み、試してきたこと、見直してきたことを記録しています。ディレクター発信Instagram @arch_and_line_staff でも、社外活動などを発信しています。
2026 / PoC START
服の背景をもっと身近に。DPPのPoCを始めました
2026年、ARCH&LINEはデジタル製品パスポート(DPP)のPoC(実証)をスタートしました。現在は原料、生産工程、製造時のCO2排出量など、商品の背景情報を見える化する取り組みとして進めています。
この取り組みは、所有権移行、修理履歴、リセール履歴などの本実装を完了したものではなく、まずは商品背景をお客様へ伝えるための実証です。DPP対象商品と記事は、確認できる情報から順次更新していきます。
環境に配慮したものづくり
2012〜 オーガニックコットンの使用
ブランド設立当初より、糸番手から指定したオリジナルのオーガニックコットンを使用しています。認証機関はGOTS〈Global Organic Textile Standard〉です。オーガニックコットンは通常のコットンに比べて水の使用量を大きく抑えられ、農薬・化学肥料・枯葉剤を使わないため、土壌や綿花を育てる人にもやさしい生産方法です。
2012〜 試験をクリアした素材
ARCH&LINEのものづくりの基礎は、子どもから大人までが心から気持ちよく楽しめるファッションです。きょうだい、親子、友人へ受け継がれ、数十年後にも誰かの手に届いてほしいという気持ちで、カケンテストセンター等の試験をクリアした、永く着られる素材を使用しています。
2015〜 環境負荷の少ないリネンやリサイクル素材
子ども服としては高価で利用されづらいリネンを積極的に取り入れています。リネンは水の使用量が少なく、耐久性が高く、廃棄部分が少ない繊維です。また、一部の商品でリサイクルされた糸を使用した生地の採用も始めました。2030年までに環境負荷の少ない素材への移行完了を目指しています。
2020〜 REUSABLE BAG
商品を協力工場から店頭・お客様へ届けるまでに使用するビニール袋について、現段階では代替素材が見つけられていません。そこで、お客様のお手元に渡った後も再利用できるジップ付きの“REUSABLE BAG”を作成しました。プラスチックの丈夫さを活かし、シングルユースを避けるための取り組みです。
2020〜 本社電力の切り替え
本社の電気を、みんな電力株式会社様の再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えました。
2020〜 ARCH環境サークル
Instagramのofficialアカウントで[ARCH環境サークル]を始めました。スタッフが調べた情報を持ち寄り、フォロワーの皆さんと気候変動や環境問題を共有する取り組みです。テーマは“私たちの地球。《WE》”。不定期でLIVE配信も行っています。
2021年1月 GHOST NET BURSTER(GNB)企画
海洋ごみの一部である漁網を回収し、糸へ再生して生地に生まれ変わらせる取り組みとして、田村駒株式会社様のGNB企画に賛同し、2021年秋冬コレクションでの使用を計画しました。
2021年4月 FSC認証紙への移行
新たに生産する下げ札とショッパーをFSC認証紙へ移行しました。ショッパーの持ち手はアクリルから紙製に、ロゴのプリントは大豆由来のSOY INKを使用しています。2022年8月の直営店舗閉店以降、ショッパーの追加生産は行っていません。
2021年7月 環境配慮素材へのシフト
2021年秋冬コレクションでは、生産する約半数の商品を環境配慮素材へシフトしました。カットソー素材は9割をオーガニックコットンへ。お取り組み先様の協力もあり、生地のバリエーションも広がりました。
2021年8月 more trees 法人サポーター
国内外の地域と協働で森の保全活動を行うmore trees様の法人サポーターになりました。
2021年9月 GNB企画についての訂正
販売前最後のトレーサビリティ確認で、漁網の組成が確認されない、または数パーセントしか含まれていないことが判明しました。明確なトレーサビリティを取得してお届けできなかったことを受け、該当商品は〈リサイクルナイロン〉として販売しました。MINIMAL VESTとMINIMAL BLOUSONはGRS認証を取得しています。この経験を通じ、環境配慮型素材や作り方のトレーサビリティは、より早い段階で書類取得・確認する必要があると学びました。
2022年4月 エコソーダとカポック
2022年秋冬コレクションでは、カットソー製品の一部に染料の固着剤〈エコソーダ〉を使用し、染色時の水使用量や排水負荷の低減に取り組みました。また、水鳥の羽毛やポリエステルに代わる素材として注目される植物由来繊維・カポックも採用しました。
2022年4月 オーガニックコットンを選ぶ理由
私たちがオーガニックコットンを選ぶ大きな理由は、人権と環境の両方にあります。農薬や枯葉剤を使わないことは、綿花農家で働く人の健康、土壌、微生物、虫たちを守ることにつながります。世界のコットン生産の中でオーガニックコットンはまだ少数ですが、企業としてできる限り選びたいと考えています。
生産過程におけるトレーサビリティ
2012〜 トレーサビリティの取れている協力工場様へ依頼
私たちの商品は、定期的に外部監査が入り、労働基準等に関してトレーサビリティの取れている工場様へ生産を依頼しています。国内外を問わず、できる限り工場様(縫製工場、加工場、織屋)へ赴き、工場で働く方々とお会いするようにしています。
2020年12月 仕入れ先様へのヒアリング
お取り組み先様へ、生産工程におけるトレーサビリティ、環境配慮への取り組み、労働環境、今後の目標について書面でヒアリングを実施しました。できることを共に考えながら、パートナーシップを組んでいきたいと考えています。
ジェンダー平等を願って
人々のジェンダーへの考え方の形成には、生まれて間もなく身につける洋服や色による影響も大きいと言われています。デザイナー自身が、性を特定するものや考え方に違和感を持っていたことから、ARCH&LINEではデザインや色を決める時にジェンダーレスであることを大切にしてきました。
ひとつのデザインを、性別や年齢を問わず着られるように落とし込むことは簡単ではありません。それでも、社会の中で刷り込まれてきたジェンダーロールへの問いを、洋服を通して表現し続けたいと考えています。“ファッションは自由”という言葉がその意味の通りになり、誰もが自分の気持ちに正直に洋服を選べる世の中を目指します。
2021年6月 性別項目の削除
ONLINE SHOPならびに直営店舗でお客様よりいただく情報のうち、[性別]の項目をなくしました。既にご登録いただいているお客様で変更や削除をご希望の場合は、個別に対応します。
2022年1月 福袋表記の見直し
福袋の表記における男女表記を廃止し、COOL / SWEETのテイスト分けに変更しました。まだ幼い子どものうちから、洋服で男女を分ける必要があるのか。心に正直に、ストレスのないお洋服選びのお手伝いができれば嬉しく思います。
B Corp認証取得
2024年9月 株式会社アーチはB Corp認証を取得しました
2024年9月、株式会社アーチは日本国内で45社目となるB Corp認証を取得しました。ブランド設立から13年、サポートしてくださる皆様のおかげで新たなスタートラインに立てたことに、心より感謝しています。
B Corp認証は、企業が環境や社会、働く人、お客様、取引先、地域社会に対してどのように責任を持つかを問う国際認証です。株式会社アーチは、認証を到達点ではなく、これまでの実践を見直し、これからの行動を更新し続けるための基準として捉えています。
ARCH&LINEは、B Corp認証企業である株式会社アーチが運営するブランドです。商品そのものがB Corp認証を受けているという意味ではありません。
これから
ARCH&LINEでは、日々の生活の中で洋服が皆様の味方になれるよう願って、ものづくりをしています。子どもたちにとって希望の持てる未来が残せるよう、ブランドとして今できることを続け、記録していきます。
当社の運営に関してお気づきの点やご要望がございましたら、ぜひお問い合わせください。[ACTIVITY REPORT]は定期的に更新していきます。