【生産管理・ディレクション】上勝町WHY×ごみの学校〈くるくるファッションプロジェクト〉のTシャツづくり(2025年5月)
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この記録は、環境と循環(ESC)の取り組みのひとつです。
GACA2.1(コレクティブ・アクション)の代表事例でもあります。
概要
- 取り組み:上勝町ゼロ・ウェイストセンター「WHY」〈くるくるファッションプロジェクト〉のTシャツづくり
- 株式会社アーチの役割:生産管理・ディレクション
- 成果:町民から回収した服 19kg を原料に、Tシャツ 36枚を製品化
- 販売開始:2025年5月23日
- 成果物:KURUKURU リサイクルコットンTEE
経過
- 2023年:WHYの〈くるくるファッションプロジェクト〉で、町民から服を回収(19kg)
- 2024年1月:WHYから株式会社アーチに製品化を依頼
- 2025年5月:完成
- 2025年5月23日:販売開始
協働した人たち
- 主催:上勝町ゼロ・ウェイストセンター「WHY」(徳島県上勝町)
- ごみの学校:株式会社アーチはパートナー企業。2023年頃、セミナーで出会ったことがきっかけで、ごみの解体ワークショップなどにボランティア・サポートメンバーとして参加している
- 紡績:新内外綿
- ニット:和歌山県の工場
- 縫製・仕上げ:徳島県の工場
完成したTシャツの行き先(36枚)
- 上勝町WHYでの販売:16枚
- ごみの学校の制服:10枚
- 株式会社アーチでの販売:10枚
行ったこと
上勝町は、日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言をした町です。WHYが主催する〈くるくるファッションプロジェクト〉で町民から回収した服を原料に、新しいTシャツをつくりました。
環境省によると、家庭から手放された服のうち、リユース・リサイクルされるのは約38%で、残りはごみとして処分されています(環境省「サステナブルファッション」、2026年10月に確認)。国内の技術で、手放された服から新しい服をつくることが目的です。
リサイクル糸づくりから縫製まで、紡績工場、ニッター、縫製工場の技術で形にしました。一社ではできなかった取り組みです。
素材と生産
- 原料:家庭から出た古着、アパレル企業から出るシーチング生地(サンプルづくりで出る布)、縫製工場から出る裁断くず、トルコ産オーガニックコットン
- 組成:綿100%(オーガニックコットン60%、リサイクルコットン40%)
- 配合の判断:100%リサイクル繊維も検討したが、強度と物性を考え、オーガニックコットンを60%加えた
- 生産:日本(紡績:新内外綿、ニット:和歌山県、縫製・仕上げ:徳島県)。工程間の輸送を減らすため、裁断から洗いまで一つの工場で行える縫製工場に依頼した
- 仕上がり:回収した服の色により色合いが変わる。今回はほんのり赤みのある色になった

WHYを訪問したときの様子

回収された服や素材をもとに、仕様を打ち合わせる様子

これから
2回目の実施は決まっていません。回収から製品化までは約1年かかります。同じように服の回収から製品化に取り組みたい自治体や団体を随時募集し、対話を続けています。ご相談はCOMPANYページのお問い合わせフォームから受け付けています。
